さようなら。
お姉ちゃんは

サバサバしてた。

もう一年前のこと。

そう割り切って

いるから?

だけどお姉ちゃん。

ちょっと

悲しくない?

キレイな恋なんて

ないんだ、って

そう思って

恋しなきゃだめじゃん。

「優花が

泣くくらい辛いのは

本当に恋したからだよ

失恋しても

なんにも感じないような

薄っぺらい恋なら

しないほうがいい

しても意味ないよ

優花はその恋で

成長したと思うよ」
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