絶対☆私生徒会長!
―Story*One―
◇緑Side
≪時は流れて3日後~≫
白が生徒会長に成るって覚悟を聞いてから3日位が過ぎた。
あの野郎、こないだ生徒会室に来いって言ったのにまるっきし顔見せてねーし。
3日も過ぎてんだぞ!?
……3日も!!
あの日は用事が有るとか言い訳してどたキャンしやがったし。
シバかれる身にもなれってんだ。
てにしてもこの書類の多さは何なんだよオイ!!
会長が居ねーと副会長の俺が全部やんないと駄目なんだからよ~。
「あ゙ぁ゙!面倒くせぇ~。やってられっかよこんなの。」
コンコン……ガラッ
生徒会室の引き戸が開いた。
ん……?誰だ?
ノックをするっつー事は客か?
俺はそう思いつつ戸の方へ視線を向けた。
「こ、ここここんにちは。ひ、檜咲あやめです。」
おっとりとした品の漂った女。
がこんな所に何の用だ?
「で、お前はここに何しに来たんだ?」
「へぇっ!?!?」
そんな驚かなくてもいいだろが。
「ま、白サンからご存知では無かったのですか?」
「白?」
「はぃ。緑サン、仕事忙しそうだからって白サンに行くように頼まれて…」
「はぁ?何だそれ。…で、お前は命令聞いて来たのか。」
「め、命令なんて滅相もございません!」
「要するにそーだろが。今すぐ白を呼んで来い!そしたらお前は帰れ。」
「はい。……お前じゃなくて檜咲あやめです。」
「解ったから早く呼んで来い!」
「はい。」
檜咲はまた俺の命令に従って白を呼びに行った。
白の野郎……
俺の気も知らないで……
↑って何がだ!?