絶対☆私生徒会長!
「何がよ!」
「あら?付け上がっちゃって。」
「だから何が!!」
「まぁ、良いわ単刀直入に言うけど…セフレ、募集中なんだってね?」
「は?何それ、セ?セフ?」
「あなたの汚い妄想に緑くんを巻き込まないでちょーだい!分かった?」
「分かった……って私そんな事してませんけど?」
坂本さん達は私を横目で睨み教室を後にした。
なんなのよアイツ等。
横目が上手すぎるんだじゃコノヤロー!
しかもセフレとか何よ?
お菓子か何か?
「…白、あんま気にすんなよ」
「は?何をよ、気になんかしないよ!あんな奴等。ほおっておきゃ良いの」
「流石、白だな。…でも用心しといて損は無さそうだぞ?」
「わーかった分かった注意はしときまぁす♪」
「本当に大丈夫なのかよ……」
―――――
――…
朝のプチ大惨事は終わり、時は過ぎ放課後になった。
――――
―…
「い゙ーやぁーだぁー!」
「テメー何の真似だ?え?誰に向かってそんな口聞いてんだよ、あ゙?」
「副長。…そんな事より、はぁーなぁーせぇー!私は集会なんか行かないもん!怠いし、暇だし、疲れるし!」
「“そんな事より”じゃねーよ、ぜってー楽しいから!」
「なにがよぅ~!また書類ずくめのお説教でしょ~?」
「…お説教ってなんだよ。」
「しらないょ~。今朝、緑の下駄箱に入ってた紙見たの~」
「はぁあ?」
「緑うるさいー」
「とにかく急ぐぞ!集会始まっちまうだろ。」
「ひぇ~」
私はあっさり身体を持ち上げられて教室を引っ張り出された。
もぅ!
私ったら抵抗力無さ過ぎじゃん!
……っでも、持ち上げられた時…
一瞬……一瞬だけドキッてした事を覚えてる。
何?この感覚……