絶対☆私生徒会長!
――――――
――…
「それでは本題に入ります。」
〝今日の議題。
生徒会の指定制服を決めよう!!〟
な、なんじゃそりぁ!?
〝決めよう〟って仲良し係決めじゃないんだからさ?!
てか丸っきり決まって無いって何なのよ!?
今まで生徒会が無かったみたいな感じじゃない!?
「はい……実はそうなんですよ。今まで生徒会じたい無かったんですよ…」
と、時雨くん。
「マ……マジ?」
と、アホ面みせて返した私。
「はぁい!では今後の生徒会役員の皆さんはこのコスチュームに身を包んで登校してくださぁい!」
は~い……
ってえ!
私の言葉には無視かい!
つかもう決まってんなら議題なんかいらない……
!!!!!!?←
メ……メメメ…メメ?
メイド服ぅ!?!?!?
「はひ!?これ恥ずかし過ぎますよいくら何でも…」
あ、あやめちゃん似合ってる…
「つか、胸元開きすぎでしょ!?あんた(時雨)変態!?」
「あははぁ~(笑)」
織姫も似合い過ぎだし…
つか、寸なり着ちゃってるし!?
えッ?
ミンナ恥ずくないの!?
脳内狂ってんじゃね!?
……私のが可笑しいのか……
←なにがなんだか…
「ほらほら、揺岐さんも!着てみて下さい!」
「…時雨……ふざけるのもいい加減にしなさいよ!?
アンタのせいで私の脳内狂ってんのよ!
どーしてくれんの!?
………………
つーかココは生徒会室なのよ?
立場分かってんの?」
「…男子は執事服で……」
「だから立場わきまえろっつってんでしょーが!
そんなに生のメイドが見たかったら秋葉でも行ってこいゃ!!!!!」
コソッ
時雨は隣にいたあやめちゃんに呟いた。
「揺岐さんって怖いね、鬼だね」
「はぁ!?」
「分かったよ分かりましたよ!!」