絶対☆私生徒会長!



「キスってどーゆー感覚!?
快感?気持ちいい?!」


何が快感だ!?気持ちいい?
発想が気色悪いぞテメー。




「男と女の感じ方は違うんだよ!馬鹿かお前は!」

「へー。じゃーどーなの?
相手は白だからレベル高いよねー!羨まし♪」

「お前そーゆー趣味なん?」

「違うから!それほど値が高いっつってんの!」

「そーですよ!
緑さん贅沢者です!」

←檜咲


「んだよ2人そろって…
そりゃ、まあ、さぁ…」

「「ほほ~う?」」


なんだよ!
文句あんのかよ!






しかもまだ唇に感触残ってるし…
…生々しい………〃















「やっぱキスは夜景が見える所でだよね!」

「はい!あと密室とかも幻想的ですね~〃」




み、密室……
(真に受けるな俺!)

幻想的って……
幻みたいな?

夜景かぁ…
(真に受けるな俺!)












「茶江島は、白の事どー思ってんのよ!?好き?」

「はっ?」

「気になります……」

「は?」

「どーっち?好き?嫌い?好き?嫌い?」



……なんか今一売れてないお笑い芸人のセリフみたいな……









「そ、それは……」



「私も気になる!」

「あ、白!起きたの?
良かった………」

「えっへへ~
私は不死身なんだからねぇ♪」

「白さぁぁぁん!」

「あやめちゃん!…もーそんな抱き付かないの!」

「だ、だだだってぇ…」

「よしよし…」






まるで我が子を宥めている様だ…
まさに……芸術的……





って早急から
神秘的とか
幻想的とか

お負けに俺まで
芸術的とか!

的な状態じゃねーか!










「ねぇ、緑は誰の事が好きなの?気になるんだけど!」

「…えっと………」










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