絶対☆私生徒会長!
――――――
――…
「以上で授業を終わります。宿題は忘れず遣って来る事!」
「「「はぁ~い」」」
なんか、授業受けた気がしない。
頭がエアロインチョコみたいにすかすかしてる。
何でかなぁ~?
先生に頭ド突かれたからかな。
↑宿題忘れて…
あっ!
次、昼休みだっ!
栞と話せるチャンスかもっ♪
「し、栞。一緒に弁当食べよ?」
「あっ、御免!予定入ってるんだぁ~。また今度ね。」
「あ、そか。ならしょうがないよね…」
「うん。じゃあね~」
栞は手を振りながら教室を出て行った。
…独りになっちゃった。
栞が居ないと私、一人だ。
緑は相変わらず私を監視してるし。
その他の友達はあんまり気が合わないし。
基本、私気が合わない人と仲良くしないから。
中途半端は嫌いな主義でね。
「白。何ボーっとしてんだ?昼休みだぞ?」
「…あんたこそ何してんだよ!そこ栞の席だってば!」
「そーいやーさぁ。生徒会の奴等がお前に会いたがってんだ。だから、今日の放課後生徒会室に集合な。」
「…うん。…って無視ぃ?あんた私の話し聞いてた?聞いてなかったでしょ?」
「…俺、購買行ってくるわ。」
「あぁ!無視、酷い!私も購買行く~」
「余り騒ぐなよ。」
「騒ぐか!馬鹿か幼児かっ!」
「ほらほら騒がない。」
「うるせー!」
「こんな奴が生徒会長なんて先が思いやられるな…」
「はぁ?なんだとコラ!もういっぺん言ってみろ!」
「こんな奴が生徒会長なんて先が思いやられるな。」
「………殺す!」
「困る~」
「死ね死ね死ね」
「生きる生きる生きる」
私と緑は購買へ向かった。