ヤンキーS甘彼氏と恋する理由
葵side

「葵……葵ぃ…怖かったよ…」


「怖かったよな…」


ギュ―――


「さ…やか?」


「ありがとう…」



このとき俺は想った。


こんな…泣いている彩香を見たくない。


俺が守ってやりたい…


そう想った。





俺は彩香をよしよし。


と撫でて買い物へ行った。
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