ヤンキーS甘彼氏と恋する理由
「買い物行くんだろ?」


「え?…グスッ…うん…」


「あ゙~!もう…泣~く~な!」

そう言って、俺は服の裾で彩香の涙を拭った。





「ごめんね…グスッ…葵…ごめんね…」



「もういいって!」


彩香はニコッっと笑って


俺の方を見た。



俺はその笑顔が愛しかった。




「もう…大丈夫だ!」


「うん!ありがと!」

と言って彩香は服の袖で涙を拭いた。



< 13 / 110 >

この作品をシェア

pagetop