─約束のRing─
準備が終わって
時計を見ると
7時30分を指していた。
♪〜♪〜♪
部屋を出ようと
すると、
バックの中の
ケータイが
鳴り出した。
【幸紀斗くん】
直感で幸紀斗くんだと
思った。
『はいっ、もしもし!!』
『今、家の前にいる』
『えっ、私の!?』
『あと行ける?』
『うんっ、行ける行ける!』
『んじゃ待ってるぞ〜』
ブチッ…
ツーツーツー…
下にいる。
幸紀斗くんが
下にいる。
私は嬉しくて
急いで家を出た。