─約束のRing─



話しかけてきたのは
隣の席の男の人だった。



私はビックリして



『はっ、はい!!
何でしょうか!?』



なぜか敬語に
なってしまった。



『ぷっ、なんで敬語?
あははっ』



『いや…あの…
ちょっとビックリ
しちゃって…』



『驚かしてゴメン。
俺の名前は
長谷川 尚人!!
君、優花ちゃんって
言うんだね!!
これからヨロシク〜』



『あっ、うんっ
ヨロシクね。
尚人くんっ!!』



そう言うと
尚人くんは



『尚でいいよ!
俺も優花って
呼んでいいかな?』



『わかった!
尚って呼ぶね。
うんっ全然いいよ!!』



尚は髪が少し
茶色くて
フワフワしてて
目はおっきくて
身長も高くて
なんだか
モテるんだろうなぁ〜
って感じの人だった。



< 131 / 485 >

この作品をシェア

pagetop