─約束のRing─



ふと前を見ると
幸紀斗くんの
背中の大きさに
気づく。



意外と大きな
幸紀斗くんの背中。



小さい頃から
そばにいたから
気づかなかった。



『なぁ』



いきなり
話しかけられて
私はビックリした。



『えっ!?あっ!!
な、なに?』



『今日は帰れるのか?』



その質問に私は
一瞬だけ幸紀斗くんが
女の子と話してる
光景が蘇った。



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