─約束のRing─



『優人くんっ』



なぜか
私は優人くんを
呼び止めていた。




『んー?』



『ありがとうっ』



私は満面の笑みで
優人くんに言った。



そしたら優人くんは
一瞬驚いた後



『おうっ』



と返してくれた。




この時、私は
何も知らなかった。





優人くんが
驚いた理由も





優人くんの
消えない過去も──…





< 187 / 485 >

この作品をシェア

pagetop