─約束のRing─



そこには
傘がない愛梨さんに
自分の傘を貸してる
幸紀斗くんがいた。



──ズキン…ッ



幸紀斗くんの
顔が輝いてる。



痛い。



急に遠くに
行っちゃった
みたいだよ。



こんなに近いのに
こんなに遠い。





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