─約束のRing─



『おじさん、何ですか?』



私が苦笑いしながら
尋ねるとおじさんが
いきなり私の腕を
引っ張った。




次の瞬間──…





『きゃっ』




おじさんに
腕を引っ張られて
体勢を崩してしまった
私はおじさんの
膝の上にいた。




『おじさん!!
離してください!!』




私は思わず
怒ってしまった。






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