─約束のRing─



でもおじさんは
何も気にしてないようで…



『別にいいじゃないかぁ〜』




そう言いながら
おじさんが
私を離そうとしない。




『おじさん!!』




おじさんには
私の声が届いてない様子。




『お母さ〜ん
助けて〜っ』



お母さんに助けを
求めるとお母さんは



『あら、いいじゃな〜い
小さい頃は
よく抱っこされてたでしょ』




そうゆう
問題じゃないのに…




私がなんとか
離れようと
頑張っているときに
後ろから聞き慣れた
声がした──…






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