─約束のRing─



すると幸紀斗くんは
ニヤッといたずらっ子
みたいに笑って



『優花の寝顔
可愛かったなぁ〜』



って言うもんだから
私は一気に顔が
赤く染まった。



幸紀斗くんが
赤くなった
私を見て



『あはは
ウソだから。
あの後優花が
寝ちゃったから
ベッドに寝かせて
すぐ部屋は出たよ』



私は自分の寝顔が
見られてないとわかって
すごく安心した。



『もぉーっ
やめてよねっ』



私はそう言いながら
洗面所に向かった。




< 232 / 485 >

この作品をシェア

pagetop