─約束のRing─
でも…
本当はちょっと
嬉しい。
朝から幸紀斗くんに
会えたから。
顔を洗って
部屋に戻った私は
制服に着替えて
一階にまた戻った。
すると幸紀斗くんと
私のお母さんが
何やら話していた。
『お母さーん
朝ごはんは?』
『あーはいはい
ちょっと待ってね』
私は幸紀斗くんの
隣のイスに
腰をおろした。
お母さんが
幸紀斗くんの分も
朝ごはんを持ってきて
2人で朝ごはんを食べた。
いつもより
美味しく感じて
しまうのは
気のせいかな?