─約束のRing─



ポカポカしてて
暖かい。




心地いい。




あぁ、
もうダメだ。




私は気づくと
眠りに入っていた。




───……



『…か…』




『ゆう…か…っ』




誰かが私の名前を
何度も呼んでいる。



眩しい。



『ん〜…っ』




『優花っ!!』



『はいっ』




私は体を
揺さぶられて
一気に現実に
引き戻された。




眠い目を擦って
目の前を見ると
尚が息を切らしながら
立っていた。






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