─約束のRing─




『あ、あれ…?
私…なんで』




『俺が呼び出したのに
遅れてごめんな!!』




そう言って
手を合わせながら
謝っている尚。




そっか。



私、尚に
呼び出されてたんだ。



寝ぼけていた
私は記憶が
うっすらと
蘇ってきた。




『あっ…ううん!!
大丈夫だよ
それより話って何?』




『あぁ、うん…』



なぜか深刻そうな
顔をして
黙ってしまった尚。






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