─約束のRing─



『その日の夜に
姫華は耐えられなくて
家を逃げ出した。』




『逃げ出した…?』




私の声は震えていた。




『あぁ、姫華の体は
もう限界なんて
とっくに過ぎていたんだよ』




酷い…
可哀想すぎる…






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