─約束のRing─



知らない間に
空は赤く染まっていて
私たちを照らしてた。




『姫華は…
病院についときには
もう息をしてなかった…
即死…だった…っ』





『尚…尚…っ
もういいよ…
わかったから…っ
もう話さないで…っ』




私は震える尚を
ギュっと抱き締めた。






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