─約束のRing─

身を削る恋




私は愛梨さんと
別れて一年生の
校舎に戻った。




教室に戻ると
尚がもう席に
ついていた。



昨日の今日で
なんて話しかけたら
いいのかな…?




私は少し
戸惑いぎみに
挨拶をした。



『尚…おはよ?』



『ん?あぁ…おはよ』



尚も少し
戸惑っていた
みたいだった。




私は気まずいながらも
普通通りにして
窓の外を見ていた。





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