─約束のRing─



『……命日なんだ』




『えっ…?』



私は優人くんの
顔を見つめた。



『今日…姫華の
命日なんだ』



優人くんが
話し始めた時
私の心臓が
ドクンと波をたてた。




『……』



それから優人くんは
思い出すように
話し続けた。









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