─約束のRing─



世界が止まった気がした。



姫華の綺麗な
顔だけが見えていて
今にも起き出して
【優人】って
呼んでくれそうなのに…



俺はその場で
崩れた…



それからの世界は
ずっと止まっていた。



姫華がいない
世界なんて
信じられなかった。




時は過ぎているのに
夜もくるのに
朝もくるのに
俺だけは時が
止まっていた…











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