─約束のRing─


夕日が出ていて、
足元が赤く
染まっている。


「避けるんじゃ
なかった。」


気が付くと、
そんな後悔しか
なくて…


いつもと変わらない道。


いつもと変わらない夕日。


何にも変わらない。


変わったことと言えば、
幸紀斗くんが隣に
いないこと。



< 39 / 485 >

この作品をシェア

pagetop