─約束のRing─



『幸紀斗く…ん…
私、私ね──…』





『もう話すな。
優花の想ってること
全部…伝わったから。
ありがとな』




私の言葉を遮って
幸紀斗くんは
そう言った。




そして幸紀斗くんが
私を抱き締める
力を強めた。




あなたの想いが
知りたい。





あなたの顔が
見たい。






でも怖い。






矛盾しすぎてる私。











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