─約束のRing─



『…でも
今日優花の
震えてる姿を見たとき
思ったんだ。
守らなきゃいけないって…
俺が守らなきゃいけないって…
だから絶対に
離れないでほしいし、
離したりしない。』



幸紀斗くんは
そこまで言うと
私を抱き締める
力をギュッと強めた。



私は必死に
頭の中を
整理しているのに
思考がついていかない。




今…何て言ったの?




え…?




え…?











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