─約束のRing─



真美ちゃんは
部屋に入ると私に



『何かあった?』



と優しく
聞いてきてくれた。



私は真美ちゃんを
真剣に見つめて



『ゆ…幸紀斗くんと
付き合うこと…なりました』



そう言うと真美ちゃんは
ニッコリと微笑んで
私をギュッと
抱き締めてくれた。



『よかったね、優花。
本当に…よかった』



真美ちゃんは自分のように
喜んでくれて
私はまた涙腺が
壊れそうになった。











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