─約束のRing─



でも歩いている間、
私も幸紀斗くんも
何も喋らなくて
ただ黙って歩いていた。



繋いだ手だけが
力強く絡めてあって



私はなんだか寂しく感じた。



しばらく歩いていくと
見慣れた公園が
目に入って
幸紀斗くんは
その公園に私を
引っ張って入った。











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