─約束のRing─

夏祭り




『はぁ…』



あれから
3日が過ぎて



私はため息ばかり
ついていた。



きっと大丈夫…



そう思ったのに
やっぱり隣から
幸紀斗くんが
いなくなっちゃうなんて
考えられなかった。



少しでも気を緩めれば
涙が零れ落ちる。



『…よしっ』



泣いてても
時はどんどん
過ぎていく。



それなら
楽しまなきゃ



そう思った私は
幸紀斗くんに
メールを打った。



【今日会えるかな?】



残された時間が
少ないのなら
できるだけ
そばにいたい。



たくさん会いたい。











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