─約束のRing─

──…


次の日の夕方。



私は夏祭りの準備をしていた。



『お母さん!!早くーっ』



『はいはい』



私はお母さんに
浴衣の帯を
締めてもらっていた。



『リボンだよっ
リボン型にしてね!!』



『もぉ〜
わかったってば
ほら、できたわよ』



『ありがとう!!』



私はそう言うと
鏡の前まで行き
クルッと一回転した。











< 446 / 485 >

この作品をシェア

pagetop