─約束のRing─

好きな理由



どこに行くにも
連れてってくれた。


だから私も
幼いながらに
頑張って必死で
着いていった。


幸紀斗くん。
幸紀斗くん。


って。


名前を呼ぶ度に、


『優花っ』


って呼んでくれた。



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