─約束のRing─
『…か…っ』
『ゆう…かっ』
『優花っ!!』
『わぁ…っ!!
あ、あれ?』
『もぅっ!!
どうしたの!?
大丈夫?』
『だっ大丈夫!!
ゴメンね!!』
私は急に桜を
ゆっくり
見たくなって、
『ゴメン、
真美ちゃん。
アタシ保健室
行ってくるね!!』
『えっ!?
あ、うん、わかった。』
もちろん
サボるに決まってる。
真美ちゃん、
ゴメンね。
向かう先は
外の桜の木。
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