ヤンキー学校!?
健ちゃんが、そういった。

ズキン・・・。


イコール、あたしは遊びだってこと。

そんなの元から分かってたのに、

なんで悲しくなるの?

「桃は、そんなんじゃね~」

龍がぼそっと言った。

「え?」

あたしは思わず、顔を上げた。

健ちゃんもビックリ。


「なんてな~」

龍はまたヘラっと笑った。

やっぱり・・・。

あいつに本気なんてないんだから・・・。

あたしは遊ばれてる・・・。

何回もそう言い聞かせた。

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