ヤンキー学校!?
なに?

あたしは目の前の状況に
ついていけてなかった。


「夕菜・・・・」

龍の口から女の名前を聞いた瞬間・・・
あたしの胸は静かにはねた。

不安がつのる一方・・・・。


お似合いだ・・・・。


「なにしにきたんだよ?」

「やっぱり、龍のこと好きで・・・・」

「はあ?今さら何言ってんだよ」

「大樹とか別れたのっ!!」

龍は一瞬驚いた顔をしたが、すぐ戻った。

「今さらおせぇよ・・・」

「あの時は本当にごめんなさいっ・・・!!」

「おせぇんだよ・・・・・」

「理由があったの!!ねえ・・・聞いて?」

夕菜のすがる声・・・

あたしは、頭がついていってなかった・・・・・。

「きかね~よ。」

一瞬、龍と目があった。

すると・・・・。

< 28 / 45 >

この作品をシェア

pagetop