ヤンキー学校!?
あたしは、龍のつないでた
手を、離した。


「桃・・?」

「なんで・・・?なんで嘘ついたの・・?」

あたしは、泣きそうなのを
こらえた。


「わりぃ・・。ちょっとイロイロあってな」

「色々って・・・?」

「お前には関係ねえよ」

ズキン・・・。

「もういい・・・あたしのことからかわないで・・・」


「桃・・・?」

「龍なんて・・・だいきらい・・・」


あたしは静かにそう言って、
あふれる涙を龍むけた。

これが、あたしのあなたに対する
思いだよ・・・。


そのまま、あたしは走った。

きたのは・・・体育館裏・・・・。


「ふぇっ・・・ぐすっ・・・」

涙とまんないよ・・・。


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