ヤンキー学校!?
「だって、知り合い龍しかいないもぉ~ん・・・」

夕菜は少し悲しそうに声をだす。

「じゃ~あたしが教えてげるよ」

あたしはそう言って、
夕菜の手をひっぱて、
後ろの席に連れていった。

「ちょ、桃っ!!」
龍があたしを引きとめる。

「いいの~」

あたしは龍にそう言った。

そして、あたしの席の隣には・・・・

夕菜・・・・・・・・・・・。


負けない・・・

負けてたまるか・・・。

「分からないとこあったら聞いてね~」

あたしは嫌味たらしく言った。

夕菜は、軽くしたうちした。

「あんた・・・・」

「え?」

夕菜のさっきとは違う声・・・。

「なかなかやるじゃん。」

「意味わかんない」

「天然で、気い弱いと思って、簡単に
龍のこと奪えると思ってた。」

ドクン・・・


奪う・・・?


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