極悪非道の俺様野郎
和哉side
(振り払われた手が痛い)
「おい。和哉・・・?」
宏哉が俺に話しかけてきた。
「あ?なんだよ」
「いや・・・。大丈夫か?」
「ふっ・・・。おもしろい。あの女、気に入った」
「え・・・。和哉?」
「あいつ、落としてみよっかな♪」
「和哉、お前いい加減に・・・
「あ?何か文句でもあるのか?俺がどんな女落とそうか俺の勝手じゃねぇか」
俺は機嫌が悪かったのか、宏哉にケンカ口調で言った。
(あの女を落とす。絶対に。・・・でも、ただ落とすだけじゃつまんねぇな)
そう思った俺はゲームを思いついた。