極悪非道の俺様野郎



それは全部、和哉からだった。




私はどうしようかと考えた結果、電話をかけないことにした。







「ごめん、和哉」




私はそう呟いて深い眠りについた。






朝、私の身体は鈍い痛みに襲われた。







「いっ・・・たぁ・・・」







腕、お腹、足とか顔とか・・・。






痣がいっぱい出来ている。





「はぁ~・・・。これ、ファンデーションとかで隠せるかな・・・?」






私はその日、学校を休むことになった。




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