極悪非道の俺様野郎



私は楓架ちゃん達と自分の部屋に行き、しばらくの間沈黙が続いた。






その沈黙を私が破った。




「・・・で?なに?何か用?」





少しキツイ口調で言った。



「あのっね・・・。昨日・・・、ぶったりしてゴメン・・・」




楓架ちゃんがおどおどしながら言った。



「ほんっとにごめんなさいっ・・・!」




続いて、空ちゃんも。




「ごめんね・・・。反省してる」




芭月ちゃんも。




「うん・・・。別に大丈夫だし、いいよ」




私はなぜか許せた。





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