極悪非道の俺様野郎




目の前には楓架ちゃんと空ちゃんと芭月ちゃん。





そして、美由紀ちゃんまでもがいた。








「・・・みんな。来てくれてありがとねっ♪」






「佐奈っ!ごめん・・・ね?殴ったり、みんなでしくんで佐奈を騙して・・・」





楓架ちゃんが謝って、そしたらみんなも謝ってきた。







「みんな・・・」






「佐奈っ・・・。ほんと・・・ごめんね」





「美由紀ちゃん・・・」





「あたしっ・・・!和哉が好きでっ・・・。どうしても彼女の佐奈が許せなかった。だから、こうやってみんなでしくんで佐奈の事を傷付けようとしてた・・・。ほんと、ごめんっ!!」






「美由紀ちゃん・・・。私、別に怒ってないよ?それに、全然大丈夫!これくらいの事で傷付いてられないからね♪」




私は和哉の方を向いて、ウィンクをした。



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