極悪非道の俺様野郎
ズキンズキンズキンズキン
心臓が痛い。
「え・・・?なんで・・・」
「俺は・・・お前のこと、好きにはなれねぇ・・・」
「・・・っ・・・。嘘・・・だよね?ねぇ・・・嘘って言ってよぉ・・・」
「ごめん。嘘はつけねぇ」
「・・・そっか。じゃあもう、私に近づかないで」
「・・・わかった」
私の恋は、ここで終わった。
数ヶ月が経ち、和哉との・・・。
3人の王子様達との距離も遠くなり、私は友達という存在ができた。
この学校での2人目の友達は、三原楓架(みはら ふうか)だった。