極悪非道の俺様野郎
「どうする?俺の奴隷になるか、会社を倒産させて一文無しになるか・・・」
「・・・っ」
「後はお前次第だよ」
「そんなの・・・」
「あ?」
「わかったよ・・・。アンタの奴隷になるよ」
「ふっ。いい子だ」
そいつは悪魔のように私に微笑みかけた。
-次の日-
「おーい!奴隷!パン買ってこいパン」
「・・・はいはい。そのまえにさ・・・」
「あ?なんだよ」
「その奴隷ってのやめてくんない?私には澄川佐奈って名前があるんだからっ!」
「・・・。・・・佐奈?」
「っ・・・!」
名前を呼ばれてビックリした。
それにこいつは真顔で言うんだもん。