極悪非道の俺様野郎
そして宏哉くんは私の首筋、耳をなぞって頬に手を置いてきた。
「ちょ・・・なにすっ・・・」
「俺、佐奈ちゃんのことマジなんだけどさ・・・」
「はっ・・・!?わ・・・私は・・・」
「宏哉てめー!!!!!!!」
シャッ
っと隣の閉まっていたカーテンが開き、大声が保健室に響いた。
「あ、ばれた」
「か!!和哉!!」
「いいから離れろばかやろー!!」
私と宏哉くんは離れて、宏哉くんは和哉に追い出された。