極悪非道の俺様野郎
逃げたらと言うか、逃げたくない。
私は負けない。
だから教室に行き、静かに座ってた。
すると、先輩・・・らしき人が3人くらい私の目の前に立って・・・。
「アンタが澄川佐奈?」
「え・・・。そうですけど・・・」
「ちょっと表出てくんない?」
「・・・はい」
私はしぶしぶ裏庭に出た。
「・・・なんですか?早く教室に戻りたいんですけど」
「アンタさ・・・、今誰と付き合ってんの?」
「・・・私は和哉と付き合ってますけど。それが何か?」
私はちょっとケンカ越に言ってみた。