未送信めーる
#15 そばに,いるから
そう言われて連れて来させられたのは,屋上。
「なに?話って」
「お前,タケのこと好きだろ」
ドキっ…
「何言ってんの?そんなわけないじゃん…」
「じゃあ何で落ちた?」
「調子が悪かっただけだよ」
「ウソつくな」
「ウソじゃない。恵こそ,なんで落ちてんの?」
「…お前がわざと落ちるんじゃないかと思ったから」
は…?
「俺,お前のこと見てきたからわかる。お前は,あの二人を見るのが辛いからわざと落ちた…そうだろ??」
「違う」
「違わない。お前は…」
「もうっ!!何で言うの!?ガマンしてきたのに…!」
「アズ…」
「そうだよ!恵の言う通りだよ!悪い!?私だってすっごく悩んだんだから…!!」
私は,大粒の涙を流した。
いままで堪えてきたモノが一気に溢れ出すみたいに,めちゃくちゃに泣いた。
恵は,そんな私を優しく抱きしめてくれた。
「何すんの…」
「お前,強すぎ」
「え…?」
「泣きたいときは泣け…俺がいるから」
「は…??」
「なに?話って」
「お前,タケのこと好きだろ」
ドキっ…
「何言ってんの?そんなわけないじゃん…」
「じゃあ何で落ちた?」
「調子が悪かっただけだよ」
「ウソつくな」
「ウソじゃない。恵こそ,なんで落ちてんの?」
「…お前がわざと落ちるんじゃないかと思ったから」
は…?
「俺,お前のこと見てきたからわかる。お前は,あの二人を見るのが辛いからわざと落ちた…そうだろ??」
「違う」
「違わない。お前は…」
「もうっ!!何で言うの!?ガマンしてきたのに…!」
「アズ…」
「そうだよ!恵の言う通りだよ!悪い!?私だってすっごく悩んだんだから…!!」
私は,大粒の涙を流した。
いままで堪えてきたモノが一気に溢れ出すみたいに,めちゃくちゃに泣いた。
恵は,そんな私を優しく抱きしめてくれた。
「何すんの…」
「お前,強すぎ」
「え…?」
「泣きたいときは泣け…俺がいるから」
「は…??」