いちごケーキ
「ねぇ…。」
あたしは優太と帰っていた。
「何〜?」
優太は誰とメールしてるか分かんないけど、携帯をいじっていた。
「今日体育のとき見たよ!」
「あ、俺?」
「モテモテなんだねっ…!」
あたしの息がつまる…。
「お前もじゃん?」
「は…?」
「てか…妬いてんの?」
「妬いてない。」
「ふーん…。」
優太は何か考えてる顔をした。
「分かった!」
「何が分かったの?」
「秘密だなっ」
「意味分かんな〜い…。」
「んじゃな!」
優太とバイバイした。
「ねー!真也?!」
教室に響くハスキーな声。
またか…と海とあたしは苦笑い。
「朝から何だよ?」
「美穂にちょー意味分かんないメール来たんですけどっ!」
「きのうメールしてねーじゃん。」
「真也は送ったつもりないかもしんないね!」
それを聞いて真也は急いで携帯を開いた。
カチカチといじる音が聞こえ、真也の顔がこわばった。
「まじで…?俺、美穂に送った?」
「ねー!何なの…?」
真也の浮気で初めて美穂が泣いた。
あたしは驚いた。
美穂が泣くなんてめったにないこと。
あたしは優太と帰っていた。
「何〜?」
優太は誰とメールしてるか分かんないけど、携帯をいじっていた。
「今日体育のとき見たよ!」
「あ、俺?」
「モテモテなんだねっ…!」
あたしの息がつまる…。
「お前もじゃん?」
「は…?」
「てか…妬いてんの?」
「妬いてない。」
「ふーん…。」
優太は何か考えてる顔をした。
「分かった!」
「何が分かったの?」
「秘密だなっ」
「意味分かんな〜い…。」
「んじゃな!」
優太とバイバイした。
「ねー!真也?!」
教室に響くハスキーな声。
またか…と海とあたしは苦笑い。
「朝から何だよ?」
「美穂にちょー意味分かんないメール来たんですけどっ!」
「きのうメールしてねーじゃん。」
「真也は送ったつもりないかもしんないね!」
それを聞いて真也は急いで携帯を開いた。
カチカチといじる音が聞こえ、真也の顔がこわばった。
「まじで…?俺、美穂に送った?」
「ねー!何なの…?」
真也の浮気で初めて美穂が泣いた。
あたしは驚いた。
美穂が泣くなんてめったにないこと。