いちごケーキ
美穂は狭山だから超遠い。
あーあって顔をしてこっちを向く、美穂。
まわりは…ザ・いんきゃって感じで喋る人なんかいなかった。
「よろしく〜!」
早速目をつけた。
坂下が美穂に絡んでる。
美穂はあんまり嫌そうじゃなかったから良かったけど、あたしあいつ苦手〜(笑)
あたしは教室中を見渡した。
探す相手…彼氏の優太だった。
いまぞっこんなんだよね。
まだ付き合って3ヶ月。
倦怠期も乗り越えて、落ち着いてるあたしたち。
見渡したけど優太の姿はなかった。
がっかりしながら、鞄から携帯を取り出した。
開くと“新着メール1件”と画面に書かれていた。
すぐにメールを開いた。
『クラス別れたな〜(泣)』
優太からだった。
『残念だよー』
『俺、4組だし会いに行くから』
いつもと変わらずハートも何も使わないメール。
ちょっとくらい使ってくれてもいいのにな〜。
そんな優太に不安を覚え始めたのは最近。
それは小さなきっかけだった。
一週間前━。
あたしはあんまり話すことのなかった、里香と喋っていた。
内容は彼氏について。
里香にはまだ1ヶ月の彼氏がいた。
あーあって顔をしてこっちを向く、美穂。
まわりは…ザ・いんきゃって感じで喋る人なんかいなかった。
「よろしく〜!」
早速目をつけた。
坂下が美穂に絡んでる。
美穂はあんまり嫌そうじゃなかったから良かったけど、あたしあいつ苦手〜(笑)
あたしは教室中を見渡した。
探す相手…彼氏の優太だった。
いまぞっこんなんだよね。
まだ付き合って3ヶ月。
倦怠期も乗り越えて、落ち着いてるあたしたち。
見渡したけど優太の姿はなかった。
がっかりしながら、鞄から携帯を取り出した。
開くと“新着メール1件”と画面に書かれていた。
すぐにメールを開いた。
『クラス別れたな〜(泣)』
優太からだった。
『残念だよー』
『俺、4組だし会いに行くから』
いつもと変わらずハートも何も使わないメール。
ちょっとくらい使ってくれてもいいのにな〜。
そんな優太に不安を覚え始めたのは最近。
それは小さなきっかけだった。
一週間前━。
あたしはあんまり話すことのなかった、里香と喋っていた。
内容は彼氏について。
里香にはまだ1ヶ月の彼氏がいた。