いちごケーキ
『あたしあんたの酷い過去知ってるよ?
大樹くんのやつ』
帰りの新幹線、不気味なメールが来た。
大樹のこと何で知ってんの?
それを海にバラすって言いたいの?
『どうする気?』
『ばらしちゃおかな
』
はぁ?こいつ頭おかしいでしょ?
人の弱味掴むとか最低。
あたしは返信せず、携帯を閉じた。
「はぁ…。」
「ねー、愛大丈夫?」
夢に話しかけられた。
「…うん。てか、海に迷惑かけたくないんだ。」
「なにそれ!恋人じゃんよっ!
頼んなきゃだめじゃん?」
「いい…。今はまだいい。」
「ふ〜ん…。」
夢は何か考えてる。
何かしんどいなぁ…。
「よっ、愛じゃん。」
夜、久しぶりにクラブに行ったらたまたま大樹にあった。
「うん。」
「なぁ…、久々にヤらね?」
耳元で囁く大樹。
「ヤんない。」
「ノリわりぃじゃーん!」
「誰にヤれって頼まれたワケ?」
あたしが聞くと大樹はとぼけた。
「はぁ?何言ってんだよ!
俺まじなんだけど。」
「バレバレ。
薄情して。」
大樹くんのやつ』
帰りの新幹線、不気味なメールが来た。
大樹のこと何で知ってんの?
それを海にバラすって言いたいの?
『どうする気?』
『ばらしちゃおかな
』
はぁ?こいつ頭おかしいでしょ?
人の弱味掴むとか最低。
あたしは返信せず、携帯を閉じた。
「はぁ…。」
「ねー、愛大丈夫?」
夢に話しかけられた。
「…うん。てか、海に迷惑かけたくないんだ。」
「なにそれ!恋人じゃんよっ!
頼んなきゃだめじゃん?」
「いい…。今はまだいい。」
「ふ〜ん…。」
夢は何か考えてる。
何かしんどいなぁ…。
「よっ、愛じゃん。」
夜、久しぶりにクラブに行ったらたまたま大樹にあった。
「うん。」
「なぁ…、久々にヤらね?」
耳元で囁く大樹。
「ヤんない。」
「ノリわりぃじゃーん!」
「誰にヤれって頼まれたワケ?」
あたしが聞くと大樹はとぼけた。
「はぁ?何言ってんだよ!
俺まじなんだけど。」
「バレバレ。
薄情して。」