addiction to you~想いが繋げる恋心~


突如二人の目がチカチカと光を放ち始めた。


藍色の光。


その瞬間、クラウンは頭を抱え出した。


流石に皆も心配して駆け寄る。


「如何したんですか!」

「データ乱入。黒ト白ノ侵入者」


黒と白の侵入者とか、きっと先程の二人。


目が突然光りだしたのはこれをしていた為だろう。


直接クラウンのデータにアクセスし、情報を加えた。


そして、自分達が来ている事を相手に知らせる。


知らせていてもクラウンは以前の記憶を失っている為誰かは判らない。


しかし、記憶を失っているという事を二人は知らない。


「黒と白?何だソレ」

「誰かが青葉学園に来ているって事でしょうか?」


言葉の意味を姫達は理解出来ないでいる。






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